2018年3月21日水曜日

南八ヶ岳 双子山〜大岳〜北横岳

2017秋 10.8(日)

 お馴染みになってきた八ヶ岳でマニアックなルート行こうと、いろいろ調べていたら、双子池〜大岳ルートがなかなかハードなルートらしく、人も少なそうなのでのんびり秋の八ヶ岳を楽しんできた。
 起点として選んだのは、大河原峠。ほとんど群馬だと思われる。そこから蓼科山に向かう人を尻目に、双子山へ軽く登り、一旦、双子池に降り、ゴーロ帯に木が生い茂るすべすべのルート辿り、大岳へ。その後、北横岳へ。そのまま亀甲池へ下り、天祥寺原を通って大河原峠に戻ってくる周回ルート。距離にして約9km。時間は休憩含め7時間弱。標高差も500m無かった。自分としては、軽めの方です。ちょっとすべすべルートにビビっていたんで、軽めに設定しました。


 前日の天気のせいか、スタート地点で雲の上でした。朝方で空気も澄んでいて気持ち良かった!すぐに双子山到着。


 振り向けば、蓼科山。ほとんどの人がそちらに向かっていた。その左には北アルプスであろう。来年こそは、初アルプスに行きたい。


 双子山から双子池への下る。双子山周辺はこの様な笹が多い茂っているのですが、夜露がついいていて、びしょ濡れになります。これだけのためにカッパ羽織るのもなんなんで、少しの撥水効果のウエアなどはこういう時に役に立つという事に初めて気付いた!今までは、ユニクロなどで誤魔化してきたのだけど、意味があるんだな、と。



 ほどなく、双子池。小屋もあり、トイレもあり。


 すぐ横に、もう一つの池。こちらでテント張れるみたい。


 少し休憩して、いざ大岳へ!いきなり雰囲気の良い道!なんか登山してるって気分!


 例のハードなルートに突入したのですが、1~2m級の岩がゴロゴロ積み重なっていて、その上を手足使ってよじ登り、間を飛び越え、夜露のせいか滑りまくるのでしゃがんで降りたり、とそんな感じが大岳まで2時間続きます。岩の隙間に落ちて打撲や骨折したら、まちがいなく救助要請になるだろう。そんな事考えてたら怖くなってきた。
 実際、あまり人に会わなかったです。ソロの男性の方とすれ違ったのですが、「天狗の露地というところまで行ったんだけど、怖くなって引き返してきた」という事言ってた。確かにこんな緊張強いられるルートが2時間続くのは、嫌だよな。


 慎重に無我夢中で行く事1時間弱、大岳までの中間地点であろう天狗の露地に到着。ちょっと広くなっているので、休憩にもってこいです。さすがにちょっと疲れた。


 さっき登った双子山が見える。その左下がスタート地点の大河原峠だろう。快晴もあって、今までの八ヶ岳登山の中では日曜なのに、ほんと静かな登山だ。気持ち良い。人少ない快晴の登山って最高だな。



 さらに1時間くらいかけて同じ様な道を黙々と登ってくると大岳の分岐。ここから大岳までのピストンになる。


 10分ほどで開けた岩場の大岳頂上に着きます。お昼にするには眺めの良い所でした。


 あとは北横岳へ。だんだん人が増えてきた。北横のついでに大岳に来る人は多そうです。自分は子供連れて、大岳から双子池まで行ける気がしないですけど、一組ほどいたかな、子連れの方が。
 で、北横岳到着〜って人多すぎ!スニーカーの方もいる。ドローンも飛んでいる!(良いのか!?)お昼時のせいか大変賑わっていました!そりゃそうですよね、ロープウェイで気軽に八ヶ岳に登れるんですから。前半からのギャップにちょっとびっくりでした。
 人の少なそうな所にでこっそりの昼食摂って、亀甲池までグッと下り、後は黄金色の草原の天祥寺原をハイキングしてる様なかんじで終了〜


 変化の飛んだルートで十分楽しめました。時間あるときに双子池で、ひっそりテント泊して夜空でも堪能してみたいな。




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